おきて3 ほめてから考えさせる(その1)2011/11/09

これは Ozコーチの指導方針 流石です

 

今の子供たちは「人と違うこと」をすることに強い抵抗感を示すそうです。

 それが例え合っていても (-)

 日本の場合 大人もそうですが(-_-;)

 

サッカーは自分で考えて創造するスポーツです

 一昔前のサッカーは、ポジションを固定して役割分担・・・

今は、スペイン代表、バルサに代表される
  全員攻撃全員守備のトータルフットボール 

SBも攻撃に参加し、前線からもボール奪取、

2列目3列目からの飛び出しで得点する

 

サッカーはバスケやハンドボールに近くなると言われているそうです。

 

バスケに近くなるサッカー カオスであるサッカーに、


 「そこは、パス」「そこはドリブル」「そこはクリア」

「そこは、スペースへ蹴りだせ」

なんて指導が有効なのでしょうか?

ボールが来る前に周囲の状況判断、
  来た時には素早いプレイスピードで次のプレイへ

そこには「こうするべきだ」という概念はない気がします・・・ 

そして実は派手なテクニックも必要ないのではないでしょうか?

 

それには、まずシンプルで良いので、止める、運ぶ、蹴る スキルを確実に身につける

 

その上で 「人と違う事をする」「自分で考えて行動する」

そんな子供を育てる必要があるようです・・・

  続く・・・

おきて3 ほめてから考えさせる(その2)2011/11/16

その上で 「人と違う事をする」「自分で考えて行動する」

そんな子供を育てる必要があるようです・・・

 

それには、どうすれば良いか・・・

重要なのは 子供を否定しないこと。

そして、プレイをあまり要求しないことが
           必要なのではないでしょうか?

たまに、やらされているチームがありますよね

ベンチから「ああしろこうしろ」
          「なにやってんだ、それいらない」

そんなチームの子は、ワンプレイワンプレイ 
               ベンチを見たりします

 

「ナイスプレイ(サムアップ) 
             でもこっちのプレイもあるよ」

 Ozコーチの指導そのものですね

その他 「やりたいことは分かった。ナイスチャレンジ」
    何て言うのも良いのでは?

 

 惜しいという言葉がありますね、
    「惜しい」は褒め言葉なのだそうです。

 「結果はパーフェクトではないけど、ナイスチャレンジ」

 「惜しい」と言われるとほとんどの子がニコニコして前向きな気持ちになります。

「惜しかったんだ、次はどうすればパーフェクトになれるかな・・・」

 

低学年のうちは「点をとった」「100点とれた」を誉めるのではなく、プロセスをほめることが大事なのだそうです。

そうすると、目先の結果ではなくプロセスを努力できる子になるからなのだそうです。

ボールを運ぶプロセスが創造力のあるものだったり、
  技術的に高いものだったりすると 

 見ているだけでワクワクしませんか?

(続く)

おきて3 ほめてから考えさせる(その3)2011/11/23

でも 大人は目先の結果に一喜一憂しますよね、

 「ドフリーを外した・・・」なんて

 大人はつい欠点に目が行ってしまいがち、

悪いところを見つけて修正するのが指導と思っているからだそうです。

 

 確かに失敗を修正する方が楽ですし、

 何か大人がそのミスに気付いた事、それを指導することで

悦に浸っているようにすら見えることがあります

 

果たしてそのミスさえ修正すればその子は良いサッカー選手になれるのでしょうか?

 そのワンプレイが出来るようになったら 良い選手なのでしょうか?

 

 欧州では、長所を伸ばすことを考えるそうです。

 足がとても速いけれど、足元の技術がない子がいるとします

日本では、「CFやワイドアタッカーに置いておけば良い」そこでしか使えない(-_-;)

欧州では、「足が速いからこんなプレイを覚えるともっと良い選手になる・・・」

いろんな可能性を引き出そうとするそうです。

 

 それには、「ナイスチャレンジ ナイスプレイ でも他にこんな選択肢もあるよ」

 失敗したら、「なんで失敗したと思う?」

「そこでその失敗しちゃ点取られちゃうね、どうすればいいか考えて」

 

そんな声かけをしてあげたいものです 

 

長所や結果ではなく過程の良いところを見つけて誉めてあげて下さい 

それが 第一歩 なのかもしれません