おきて4 成功のイメージを描かせる(その1) ― 2011/12/08
子供に新しいことにチャレンジさせるときどうしていますか?
「ほら ドリブル、シザースフェイントしてごらん」
「絶対できない・・・」 「おれ 無理・・・」 (^_^;)
「簡~単」 「みて みて」(出来ない・・・(-_-;)(^.^))
やる前からあきらめてしまう子もいれば
出来なくても自信満々の子も
なんとなく自信満々の子の方が上手いような気がしますが
実は、自信がない子の方が基礎がしっかり身についているような気もします。
如何でしょう?
なかなかチャレンジしない子に なんと声をかけてあげますか?
(本文中より)
お友達が防波堤から次々に飛び込んでいます
しかし、我が子は・・・
「もう、早く飛び込みな
みんなが出来てなんであんただけ出来ないの」
なんと言ってサポートしますか?
「大丈夫 下は深いからぶっつけないよ」
「下で助けてあげるから心配しないで」etc
これらの言葉はOUT なぜなら 飛び込む事を前提にしているからなのだそうです
続く
おきて4 成功のイメージを描かせる(その2) ― 2011/12/14
まずは(飛び込まなくて良い)という前提で
「今どんな気持ち?」
「飛び込もうと思っているかな?いないかな?」
(もし飛び込みたいと思っているようなら)
「どんな理由で悩んでいるの?」
「底にあたまぶつけそう」「おぼれたら困る」云々
失敗のイメージですね
そこで初めてのサポートの言葉を伝えるのだそうです。
「こんなところから、飛び込むの凄いよね。
いいよ飛び込まなくても。」
すると子どもから 「もう少し低ければ」(成功のイメージ)
なんて提案が出てくればしめたもの
そういう提案が出ない子には
「いいよ飛び込まなくても(という前提で)
もっと低いところならどう?浮き輪つけてみたら?」
なんて提案してみると・・・
成功のイメージが合致すると案外いけたりするそうです。
しかし、大人は 結果を急ぐあまり、上手く行きかけたところで
「それじゃ やってみようか」
なんて口にしてしまいがちなのだそうです。
「飛び込まなくても良いっていったじゃん もう絶対やだ」(^^;)
続く
おきて4 成功のイメージを描かせる(その3) ― 2011/12/28
「飛び込まなくても良いっていったじゃんもう 絶対嫌だ」
まずは 結果を急がせず 成功のイメージを描かせること
気持ちに寄り添って質問し、成功のイメージをわかせること
これが重要なのだそうです
コーチやお父さん達はどうですか?
それは「こうじゃない」「こうやれ」
「どうしてそこでミスをする」と紋切型の言葉を浴びせていませんか?それで成功のイメージが描けるでしょうか?
それでは、子どもにイメージする時間が与えられないそうです。
「考えて」「判断して」だけでも無理なのだそうです。
兎に角 問いかける 考えさせる
イメージを広げてあげること
子どもの方から「これってこうしたらいいのかな?」なんて疑問を持ち始めたらしめたものです しかし、「そんな指導で本当に上手くなるの」 「そんなゆるいこと言っていたら こどもなんかやるわけない・・・」 と思われる方もいるでしょう 「どんな試合も絶対勝つことを前提」? 「どんなプレイも失敗しない事を前提」に 子ども達に接していませんか? 大人がみんな星一徹になれば 全員 プロ選手になれるのでしょうか? 特にサッカーは 失敗するスポーツです 失敗を恐れて 一つ一つのプレイができるでしょうか?
まずは、何を前提に子どもに接していますか?
続く
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