ママのためのほめ方・伸ばし方(その9) ― 2011/07/08
「小学生でなんであんなことが出来るの(*_*)」 なんて子も
でもそういう子が全部 一流選手になっているかというと・・・
長友選手は Jリーグの下部組織 各年代で全て不合格
明治大でも最初はレギュラーではなかったようです・・・
(間違っていたらごめんなさい)
子供の技術は15歳までは伸び続けるのだそうです
大器晩成なんて ことは良くあることかもしれませんね
あわてず騒がず 今その子が出来る最大限のプレーを思い切り楽しんでください
コーチのつぶやき(あくまで 本の中のコーチです あしからず)
子供のサッカーは15歳までがカギ
日本では早いうちからポジション・戦術を教えすぎるのだそうです、ブラジルではそれらは16歳から・・・それまでは、技術を磨くためいろいろなポジションを経験させるのだそうです。
なぜ?
「15歳まで足元の技術は伸びるから」だそうです・・・
貴重な15歳までの技術が伸びる期間 ポジションを固定され、チームのための戦術を強いられた場合に試合には勝てるかもしれませんが、技術が伸びるチャンスを失うことになるのだそうです
そして チーム戦術を教えられた子は、高校などに行って新しいチームに行くとチーム戦術が異なるため、一からやり直さなければならない、それに伴う技術が伴っていないから、レギュラーになれない・・・ (;_;)
ですから、15歳までは自分の技術を磨く時間 止めて 運び 蹴る を充実させる期間なのかもしれません
日本の場合 高校+大学 の7年の間にプロになれるかどうかが決まる期間なのだそうです。
15歳までは 決められたポジションではなく、決められた戦術ではなく、自分の技術を身につけ、自分で考え行動できるような練習ができれば良いですね。
ママのためのほめ方・伸ばし方(その8) ― 2011/06/16
① パスが回ってこないのはなぜ?
② 試合中周りが見えていない?状況判断できるようになるには?
③ ボールを追いかけまわしてばかり
ポジショニングが悪いと言われるのですが?
アンサー
① パスを受けやすい場所にいないから、ボールのないところ(オフザボール)
の時に棒立ちになっていませんか?「スペースを見つける」と良く言われま
す、言い換えると 誰もいないプレイしやすい位置にいる、ということが大事
なのかもしれませんね
ホメポイント
「パスコースに顔を出せた(^-^)」
「ボール、味方、相手、自分の位置を確認しながらプレイ出来た(^-^)」
② 試合中周りが見えるようになるには何が一番必要だと思いますか?
ボールを自由自在に操ることができる これにつきるような気がします。
ドリブルする パスを出すのが精一杯の子に 「周りをみろ」は酷ですよね
繰り返しなりますが、止める 運ぶ 蹴る これが、自然に ボールを見ずにできるようになることが究極なのかもしれません・・・
ホメポイント
「ボールに触れる回数が増えた(パスが回ってくるようになった)(^-^)」
「ボールに触っている時間が増えた(^-^)」
③ お団子になると 「もっと広がれ」と言いたくなります、しかし パスを出す技術がないちびっ子達は、広がるとかえってボールに触れる機会が少なくなってしまう可能性があります、まずはポジションにこだわらず「ボールに触りたい」という気持ちを大切にしてあげてください。
その上で 技術が向上し、自分たちの判断でパスが出せる時期が必ずきます、それは、コーチが「パスを受けたら1タッチか2タッチで逆サイドにパス」という戦術ではなく、自分の判断で ここが重要ですね、チーム戦術ではなく、個人の技術で出来るようになることが重要なのではないでしょうか?
ホメポイント
「自分の判断でプレイしていた(^^)v」
「積極的にプレイにボールに触ろうとしていた(^-^)」
「あわてずプレイが出来ていた(^-^)」
ママのためのほめ方・伸ばし方(その7) ― 2011/06/11
雨ですね、公式戦が近いのに残念(^_^.)
少しでもボールに触ってくださいね
後は ほめてほめて ほめちぎって伸ばしましょう
クエスチョン
相手にボールをとられないとは?
キープ力をあげるとはどうゆうこと?
ボールを取られないというとついつい メッシのようにドリブルで沢山抜いていくイメージがありませんか?
しかし、キープとは
・ 相手に奪われないようにボールを持ち続ける
・ 狙った味方にパスをとおす
・ シュートをうつ
・ ドリブル
全てがキープ
相手にとられないプレイが全てキープなのだそうです。
ですから・・・
「なんであなたはドリブルしないのパスばっかり出して・・・
(;_;)」
「ドリブルしても抜けないんだからパスだしたら・・・(;_;)」
なんてNGですね
管理人のホメポイント
(ちびっ子の場合)
「ドリブルしてごらんチャレンジチャレンジ(^-^)」
とられても「ナイスチャレンジ」
「(パスを出したら) すごーい(*_*)ナイスプレイ(^-^)」
「(パスが相手にわたっても)
やりたいことはわかった ナイスプレイ(^-^)」
ママのためのほめ方・伸ばし方(その6) ― 2011/06/06
「うまくならないからやめたい」と言っています
なんと声をかけたら良いでしょうか
アンサー
思うようにボールが扱えないと嫌になることも
練習を続けて上手くなるからこそ、壁に当たるのかもしれません
上手くなることは簡単ではありません、
その過程がきついからといってあきらめてしまうと、
何をするにも困難から逃げ出してしまう子になってしまうそうです
目の前の困難から逃げ出そうとするとき、
人はそれを正当化する理由は考えても
逃げない方が良い理由は考えなくなるそうです(;_;)
そんな時はどうするか
「サッカーが好きかどうかしっかり確かめてあげてください」
好きな気持ちがあれば、どんなことでも乗り越えられるはずです
サッカーが好きならば、
「やめないで 今はつらくても練習を続けていればきっと思うようにプレイ出来るようになる」と導いてあげてください・・・
「苦しみや練習を乗り越えれば上手くなれる」
「上手くなればサッカーがもっと楽しくなれる」
そんな経験を何度か積み重ねていくうちに
厳しさの向こうに喜びがあるとわかるようになるのではないでしょうか?
そんな経験をした子は、社会に出てどんな困難にあっても 乗り越えられる強さを身につけられるかもしれません
それが、フットボールは人生である
とオシム監督が言ったゆえんかもしれません、
親御さんは出来る限り お子さんの気持ちをくみ取り お子さんのためにどうするのが最良か という気持ちで接してあげてくださいね・・・
本当に別のスポーツがしたいのであればそれもあり?
ちびっ子達が 少し心が折れてしまっていたら、しばらくサッカーから離れてみるのもありなのかもしれません・・・
本当に好きならまたもどってくると思います・・・
「あなたがしっかりしないから最近試合に勝てないんじゃない?」
なんて、上手くなればなるほど、チームの中心になればなるほど
期待をしてしまいがちですが・・・
管理人は、良いプレイが随所に見えて、仲間と楽しくサッカーが出来ていれば、小学校の間はOKだと思っています。
日曜日も、試合はなくても友達と一日中 汗ビッショになって遊んでいればOK
管理人の師匠は良くいっていました
「小学校時代は足元の技術を身につけさせながら
兎に角サッカーを好きにさせる、
中学、高校へ行ってつらい思いをしても 途中でやめないように・・・」
あるクラブチームの JrやJrユースで、
怪我でもないのにやめる子が出てきているそうです
理由はいろいろあるとは思います・・・
そういうところで頑張れば上手くなるとは思いますが、
全員が全員プラスに働くわけではないのでしょうね?
とても上手な子たちがサッカーをやめていくのはつらいですね(;_;)
技術だけ上手ければ、良いというのも疑問です
子供のために 技術だけではなく、今何をすべきか 何が必要か
そんな風に余裕をもって子供達に接してあげたいですね(^^)v
ママのためのほめ方・伸ばし方(その5) ― 2011/06/04
パスの受け方にうまいへたはあるの?
ボールをうまく止めるには?
玄人(?)パパ達が 上手いな~なんて言う子は、案外このトラップが上手にできる子だったりしませんか?
ゴールキックをピタッと足元に止めたりすると この子できる・・・(なんてことはないですかね?(笑))
この本でも、トラップは
「胸で受ける場合には上に跳ね上げる」
「受ける瞬間力を抜く」 としか書かれていません。
多分 コツはないのかもしれませんね?
リフティングもしかり
沢山ボールを触った子の勝ちなのかもしれません
家のママトレでも 良く高く遠くに蹴ったボールを
トラップしていました(^-^)
ホメポイント
「ボールが跳ね返らなかったら(^-^)」
「ファーストタッチで利き足の近くに
ボールを置くことができるようになったら(^-^)」
ママのためのほめ方・伸ばし方(その4) ― 2011/06/01
いいキックはどうやってけるの?
うちの子は強いボールがけれないのだけれど・・・
アンサー
子供たちはは背の大きな子もいれば、小さい子も 体重のある子ない子
いろいろですよね、個人差は小学生ではいたしかたないことだと思います。
ある程度 筋力のある子は強いボールがけれるのだとは思いますが・・・
まずは、インフロントキックをやらせてあげてください
① 蹴る場所は、足の甲や親指の付け根付近(大体でOK)
② ボールが少し上にあがって 山なりのふわっとしたボールになるのが最高
③ ボールに逆回転がかかっていれば申し分なし
まずは 思ったところにボールを蹴れることが大事、フォームが固まってくるとその他のいろいろな蹴り方ができるようになるそうです。
トウキック(つま先でのキック)は気をつけてあげてください、これは強いキックが蹴れると錯覚しがちですが、爪を割ったりします、これは「その蹴り方も良いけど親指の付け根で蹴ってみて・・・」とやさしく言ってあげてください。
ホメポイント
「狙った場所に蹴ることが出来た(^-^)」
「フォームが固まってきた(かっこ良くなってきた)(^-^)」
「キックの精度が上がってきた(^-^)」
ママのためのほめ方・伸ばし方(その3) ― 2011/05/25
しばらく 間があいてしまいましたが・・・
ちびっ子たちをしっかりほめて 頑張れるようにサポートお願いします。
ママからのクエスチョン(Q)
最初はどんな練習をすればよいの?
どうすればボールを上手に扱えるようになるの?
アンサー
サッカーは15歳まで足元の技術は向上するそうです。
その足元の技術とは?
止める(トラップ)
運ぶ (ドリブル)
送る (パス・キック)
まずは 運ぶ(ドリブル)からはじめるのが良いかと思います。
ドリブルでボールに沢山さわることでボールコントロールが上手になります。
第一段階 2,3m先に蹴りだしたボールを追い掛けるドリブル
第二段階 蹴りすぎることなく体の近くでボールを運ぶドリブル
第三段階 足に吸いつくような 敵と味方を見ながらするドリブル
世界標準 ドリブルしながら 数十メートル先の見方を探せるドリブル
ほめるポイント
「沢山ボールに触りながらドリブルできたね(^-^)」
「ボールが足元から離れなくなったね(^-^)」
「相手に奪われず 遠くの見方にパスが出来たね(*_*)(^-^)」
ママのためのほめ方・伸ばし方(その2) ― 2011/05/15
先日の最終戦 1対11 傍目にはサッカーのスコアー・・・
なんて点差でした。
しかし、父兄の方々はナイスサポートだったような気がします。
相手方の父兄から「声が出て盛り上がっていましたね」なんてコメントも(^^ゞ
相手はJ下部組織 貢川はSSS 実力差は明明白白 でも 選手はよく戦っていました。
その姿に応援もついつい力が
ドリブルしただけで 「ナイス」
ボールを奪っただけで「ナイス」
スルーパスが通らなくても「イメージは(やりたいことは)分かった ナイス」
一点入った時には優勝したような喜び方(^^ゞ(^^ゞ
選手もその声援に鼓舞されるように点差にかかわらず良く戦っていました(大拍手)
勝ち負けだけがフットボールではありません、
そんな 応援ができたら素晴らしい事ではないでしょうか?
今その子ができる101%力が出せたら、
たとえ大差で負けたとしても とても
それには、今あるその子の力を正しく把握してあげる必要があるのかもしれません、
自分のお子さんの実力 把握していますか? 実力以上に「○○君みたいにできないの?」なんて言ってませんか?
難しいですね でも必要な事はまずは見守ってあげること ではないでしょうか?
ママのためのほめ方・伸ばし方(その1) ― 2011/04/16
千年に一度の大震災に見舞われた、わが日本・・・
長友、内田選手のメッセージを含め フットボーラーの世界的メッセージは大和魂に訴えかけるものですね・・・感謝
下を向いていても建設的なアイデアは出てきません、少しでも前へ
未来のある子供たちへ、
また、少しずつブログの方もアップしていこうと思います。
またお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
(以下再掲)
子供はしからずにほめて伸ばしましょう・・・
と書いてきましたが、実際なかなか難しいですよね。
自分の子供になるとなおさら (^_^;)
私はサッカー知らないし・・・なんてお母さん 多いことと思います。
良い本を見つけたので紹介していきたいと思います。
題名はずばり 「ママのための子供のサッカーホメ方伸ばし方がわかる本」
これまでのブログを読んで書いてくれたような本です。
お母さん方の素朴な疑問にQ&A方式で答えてくれています。
また ホメポイント まで書かれています。
次回から 少しずつ紹介していきたいと思います。
また、しばらくお付き合いください。
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